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こんにちは!
数秘術の魔術師えみゅーです
実は数秘術よりも長い
タロット歴15年のえみゅーが
今日はタロットカードの
「II 女教皇 THE HIGH PRIESTESS」について解説していきたいと思います。
カードの基本的な意味や、絵柄の事象、シンボルやキーワードなどを解説していきます。
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どんなイメージかな?実際に聞いてみました。
![](https://emmu-tarot.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
水色のイメージ。落ち着いているひとって感じかな?
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そうですね 〜。背景も洋服も水色で座っているので、水色の印象や落ち着いた印象が強いカードですね。
「II 女教皇 THE HIGH PRIESTESS」の絵柄の意味
タロットカード一枚一枚の色や絵柄には、全て意味があります。
この意味をしっかりと理解し覚えることで、丸暗記をするような苦しみを避ける事ができますし、より深くタロットカードと向き合う事ができるようになります。
きちんとタロットカードを読めるように、絵柄とその意味はしっかりと覚えましょう!
大アルカナは全部で22枚あり、2番目が「II 女教皇 THE HIGH PRIESTESS」です。
早速みていきましょう
2という数字について
女教皇は2ばんです。
1は陽(男性性)を表し、2は陰(女性性)を表します。
2は「二次元」「二面性」「二律背反」「二項対立」など、さまざまな言葉に使われます。
それぞれ意味は異なりますが、2つで1セットとなっている場合が多いです。
もっとわかりやすく言うと「外側と内側」「陰と陽」「男性と女性」「表と裏」「顕在意識と潜在意識」などで、二つのものがあってこそバランスが取れる世界を表しています。
タロットカードでは、この「二対」の表現がよく見られますので覚えておいてくださいね。
女教皇のモデル
女司祭や女司祭長とも呼ばれるカードですが、タロットカードには男性の「教皇」と女性の「教皇」が出てきます。
しかし実際のカトリックにおいては女性が司祭以上の職位を持つことはないそうです。
中世の伝説の中で855年から858年まで在位したとされる女性のローマ教皇がヨハンナであり、このヨハンナが女教皇のモデルとなったとされています。
しかし、これはあってはならない女性の職位であることから、反カトリック・反ローマ法王の象徴ともされているようです。
wikiより引用
女教皇ヨハンナは、中世の伝説で855年から858年まで在位したとされる女性のローマ教皇である。しかし歴史家たちは、創作上の人物と考えている。それは、反教皇的な風刺を起源とし、その物語にいくらかの真実が含まれているために、ある程度の信憑性を持って受け入れられたと考えられる。
女教皇の表情
女教皇の表情には微笑みなどはなく、口元はきゅっと結ばれているように見えます。
この表情から滅多に物事に動じないであろう彼女の冷静さや厳格さなどが感じられます。
座っている状態
女教皇は椅子に座っている状態です。ここから「3 女帝」「4 皇帝」「5 教皇」と座っている姿勢が続きますが、女教皇が座っている状態で絵がかれているのは「冷静さ」「じっくりと思考する事」「受動的な姿勢」を表します。
女教皇の月の冠
女教皇が頭にかぶっている冠はエジプト神話の女神イシスの冠とされていますが、玉座を持っているのはハトホルです。ハトホルとイシスは同一視されているようです。
wikiより引用
イシス (Isis) は、エジプト神話における豊穣の女神。ヘリオポリス九柱神に数えられる。
ハトホルあるいは、ハトル(Hathor)、フゥト・ホルは、古代エジプト神話の愛と美の女神。
ざくろとナツメヤシの垂れ幕
女教皇の背後の垂れ幕には「ざくろ」と「ナツメヤシ」が描かれています。
ざくろは「女性器」「純潔」を表しナツメヤシは「男性器」を表します。
ナツメヤシは「生命の樹」のモデルとなった植物で、ざくろはその「生命の樹」に配置されています。
wikiより引用
生命の樹は、旧約聖書の創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木。命の木とも訳される。生命の樹の実を食べると、神に等しき永遠の命を得るとされる。
ユダヤ教のカバラではセフィロトの木(英語: Sephirothic tree)とも呼ばれ、宇宙万物を解析する為の象徴図表に位置付けられている。10個のセフィラと22個の小径(パス)を体系化した図。
※生命の樹の1のケテルから6ティファレトのライン、ギーメル(3)が女教皇のラインです。
つまりざくろとナツメヤシの垂れ幕は「宇宙の真理、叡智」を表すもので、それが女教皇によって隠されているので、「宇宙の真理、叡智」は簡単には手に入らない事を意味しています。
また、女教皇が処女である事も示唆しています。
女教皇の左右の柱
女教皇の左右に描かれているのは「黒(B)ボアズ」「白(J)ヤキン」の柱で、これはソロモン王により建設されたエルサレム神殿にある柱です。
この配置も先ほど説明した生命の樹と一致しており、黒のボアズは「峻厳の柱」白のヤキンは「慈悲の柱」と呼ばれます。峻厳の柱は「女性性、受動的な力」を表し、慈悲の柱は「男性性、能動的な力」を表しています。
男性性の中に女性性を、女性性の中に男性性を持たせるとバランスが保たれる事からこの世界のバランス「二項対立」を表しているとも言えます。
この2本の柱が門柱の形を作っていて、その先には聖域が広がっていると考えられています。女教皇はその聖域を守っている存在でもあるのです。
女教皇の洋服と足元の月
女教皇の洋服は青色で、その足元には月が描かれています。
ムリーリョ「無原罪の御宿り」 1660-1665
聖母マリアが、三日月を足下に青いローブ(マント)を羽織り天を見上げている絵です。
この絵にあるように青のローブをまとい、足元に月がある女性といえば聖母マリアを表します。
※宗教画では足元に月が共通として描かれる事が多く、これは新約聖書における最後の書「ヨハネの黙示録」の一説が大きく関わっています。
「天に大きなしるしが現れた。一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶっていた」(黙示録12・1)
また、足元が波の様に揺れている事から人の感受性を表していて、女教皇が「不安」「迷い」を持っていることも表しています。
女教皇の胸元の十字架
女教皇の胸元には十字架があります。
これは彼女が聖職者であり、しかも高い地位にあることを表しています。
女教皇の手元の本
女教皇は手元に律法の書(旧約聖書に書かれる)「TORA」を持っています。
「TORA」はアナグラム(anagram)で並び替えると「Taro」タロットの意味になります。
TORAは高い知恵や知識、論理性を表します。女教皇がこの書物の内容を理解できるだけの高い知性や知識を持っている事を意味します。また、このTORAは一部隠されており、高い知恵や知識、論理性が簡単には身につかない事を表しています。
「II 女教皇 THE HIGH PRIESTESS」の基本的な意味と解説
II 女教皇 THE HIGH PRIESTESSのカード解説(正位置)
女教皇のタロットカードが正位置で出た時に表す意味はこちらです
直感、知性、聡明さ、精神性、信用、信頼
冷静、安心、満足、期待、宗教
落ち着いた心、女性の内面、性格の良い女性
・状況の変化に落ち着いて対処すると良い結果を得られる
・専門分野のその知識を活かせる状況になる
・人との精神的な絆を大切にすることで満足感が得られる
II 女教皇 THE HIGH PRIESTESSのカード解説(逆位置)
女教皇のタロットカードが逆位置で出た時に表す意味はこちらです。
ヒステリック、依存的、優柔不断、現実逃避
批判的、否定的、不安、不信感、悲観的
精神疾患、自己中、引きこもり、意地が悪い女性
・状況の変化についていけず不安と不信感でいっぱいになる
・自己中心的な考え方になり、相手を信用できない
・気持ちがはっきりせずに優柔不断になり決めきれない
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今回は「II 女教皇 THE HIGH PRIESTESS」について解説しました。
今後も引き続きタロットカードについて
解説を続けていきたいと思いますので
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