タロットカードについて徹底解説

タロットカード講座

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えみゅ
えみゅー

こんにちは!

数秘術の魔術師えみゅーです。

今日はタロットカードの歴史や初心者向けのタロットカードについて書いていきたいと思います!

 

タロットカードとは

 

タロットカードの歴史

タロットの起源は定かではないのですが、歴史はそこまで深くありません。

13世紀頃初めはヨーロッパの貴族の間でゲームとして使用されていたそうです。

この頃基本的にタロットはゲームとして使用されるものであって、占いで使用されていませんでした。

現存する最古のタロットはヴィスコンティー・スフォルツァタロットというイタリアの名家で製作されたもので、今はこちらの復刻版が販売されています。


 

その後、18世紀頃にマルセイユ版タロットが流行りました。

こちらもゲームに使用していましたが、ここでやっと78枚揃った物が使用されていたようです。

このタロットは後からでてくるライダーウェイト版作者のパメラさんが参考にしたもので、この時代に作られたマルセイユ版であるニコラス・コンバーさんの作った作品が今販売しているマルセイユ版の元作品となっています。


 

その後、タロットはヨーロッパに広がりをみせ、ついにタロットでの商業占い師が現れます。

タロット占いの開祖エッテイヤ(本名ジャン=パプティスト=アリエッテ)です。

 このエッテイラ著書「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」が発売され、それまではゲームの位置付けだったタロットが「占い」へと変わります。

この後、19世紀頃にカバラとタロットを結びつけたり、秘密結社が増えていき、黄金の夜明け団が設立され

有名なライダー版(ウェイト・スミス版)が出版され、現在に至ります。

 

枚数と種類

タロットカードは78枚で1組となり78枚揃っている状態をフルデッキと呼びます。

タロットカードの事をデッキ、タロットデッキと呼んだりもします。

 

78枚は、大アルカナ22枚と小アルカナ46枚という構成になってます。

タロットの78枚には全て意味があるので基本的にはフルデッキで使用しますが、数が少なくて覚えやすいなどの事から大アルカナ22枚のみで始める事を推奨している場合もありますし、プロの方でも22枚のみで占う占い師さんもおられます。

大アルカナの22枚だけが本に付属している場合などもあります。

慣れていくという意味では最初は22枚の大アルカナからでも大丈夫ですが、細かな事まで見る場合にやはり大アルカナのみでは限界があると私は思っているので、最終的には78枚フルデッキで占うところを目指していただきたいと思います!

 

えみゅ
えみゅー

ちゃんとタロットカードを理解できたら逆にフルデッキのほうが占いやすく感じますよ♪

 

タロットカードは、主にウェイト版(ライダー版)と、マルセイユ版の2種類に分けられます。

このうち初心者におすすめなのは、すべてのカードに絵柄が描かれているウェイト版です。

ウェイト版をおすすめする理由は2つあります。

一つはタロットカードを学ぶ上での基本が絵柄に全て詰まっているので、基礎から理解しやすい事。

もう一つは、解説本が多い事です。

 

本屋さんに並んでいるタロットカードの解説本の9割以上がウェイト版を元に解説しています。

 

マルセイユ版も基本のカード構成は同じで78枚で1組、大アルカナ22枚に小アルカナ46枚です。

木版画調のラフな絵柄が特徴的なカードで、ウェイト版との違いは大アルカナの配列順序です。

  • マルセイユ版のカード番号8は「正義」11は「力」で
  • ウェイト版のカード番号8は「力」11は「正義」です

 

ただし、マルセイユ版の小アルカナは全て数札とされており、絵柄は描かれていません。

 

どちらの版も、デザインの凝ったものやアニメ、ゲームのキャラもののカードがあります。

小アルカナが絵札でなかったり、有名アーティストとのコラボの作品の場合などはそのアーティスト独自の解釈が入っていたりするなど、解説本と内容が違うことも多々あります。

読み取れるカードの意味が複雑になっているものもありますので、まずは基礎が学べるウェイト版で覚えてからご自身の好きな絵柄のタロットカードを購入すると挫折せずに進めると思います。

 

 

なぜ当たるのか

「タロットカードは、なぜ当たるんですか?」と単純な疑問として聞かれる事がよくありますが、私の解釈は集合的無意識を通して潜在意識にアクセスできるからです。

難しい話に聞こえるかもしれませんが、人は5〜10%の顕在意識と95〜90%の潜在意識を持っています。

これは有名な事ですのである程度の方はご存知だと思いますが、さらにこの下層には集合的無意識というものがあります。

集合的無意識とは、C.G.ユングが定義した概念で普遍的無意識ともいいます。

個人を越えた、集団民族人類の心に普遍的に存在すると考えられる先天的な元型の作用力動の事です。

簡単にいうと、集合的無意識とは生まれながら人間に備わっているもので自然に安らぎを感じたり、昇ってくる朝日に神々しさを感じるなど、誰にも教えられたわけでもないのに、人類が共通して持っている意識の事を言います。

ですので、私たちの意識はそもそも海のような集合的無意識で繋がっていて、溶け合っているんです。

ここの話は詳しくすればするほど複雑になるので今回は軽くお伝えしますが、その集合的無意識にアクセスをして引っ張り出す事ができるツールがタロットカードだと私は感じています。

人はそもそも自分の中に答えを持っているので、その答えをご本人の中から引っ張り出してそれを読み解いてお伝えしているという事になります。

タロットカードの”お告げ”などと表現される事がありますが、私の感覚ではお告げという不思議なものではなく、”お知らせ”の感覚です。

お告げ、というと神のみぞ知るという感じになりますが、この集合的無意識から引っ張ってくるタロットカードのお知らせは、人が感じていない部分までもをきっちりと反映してくれるので何度も何度も同じタロットカードが出たりするのです。

 

正位置・逆位置とは

タロットカードには正位置と逆位置があります。その名の遠り、絵柄が逆向きになっている事を逆位置(リバース)と呼びます。

正位置のみ取り扱うとしているタロットカードや占い師さんもおられますが、基本的に逆位置は採用した方がよいと思います。

逆位置とは、そのタロットカードが持っている正位置の要素が「過剰になっている」「過小になっている」「経過しようとしている」状態を現します。

逆位置=正位置の反対の意味、というシンプルなタロットカードもあれば、そうでないものも沢山ありますので、このあたりは基礎から覚えてもらう方が良いと思います。

また、解説には沢山の意味が記載されていますがどれがふさわしいかは、一枚引きの場合はインスピレーションでの採用になりますし、複数枚展開している場合は、その時並べているタロットカードからの総合的な判断になります。

 

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