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こんにちは！
数秘術の魔術師えみゅーです
実は数秘術よりも長い
タロット歴１５年のえみゅーが
今日はタロットカードの
「Ⅰ 魔術師 THE MAGICIAN」について解説していきたいと思います。
カードの基本的な意味や、絵柄の事象などを解説していきます。
魔術師のカードはどんなイメージかな？実際に聞いてみました。
魔術師っていう名前からして、何でもできそう！魔法が使える？
そうですね 〜！魔術師は奇術師や手品師と呼ばれる事もあるのですが詳しい解説をしていきますね。
「Ⅰ 魔術師 THE MAGICIAN」の絵柄の意味
タロットカード一枚一枚の色や絵柄には、全て意味があります。
この意味をしっかりと理解し覚えることで、丸暗記をするような苦しみを避ける事ができますし、より深くタロットカードと向き合う事ができるようになります。
きちんとタロットカードを読めるように、絵柄とその意味はしっかりと覚えましょう！
タロットカードの大アルカナは全部で２２枚あり、１番目が「魔術師」です。
早速みていきましょう
１という数字について
魔術師は１ばんです。
１という数字は「スタートや始まり」を表します。
また、１は初めての自然数です。０という無から１を創る、「創造、活力」などを表す数字であります。
魔術師のモデルになった人
魔術師のタロットカードのモデルは伝説の錬金術師「ヘルメス・トリスメギストス」と言われています。
錬金術とは卑金属を貴金属の金に変えようとする化学技術で、さらに不老不死の仙薬（エリクサー）を得ることができるとされ、呪術的性格も持っています。不老不死の仙薬（エリクサー）の話は「８ 力」のタロットカードの世界にも登場します。
魔術師の立ち姿とポーズ
堂々とした立ち姿からは魔術師の自信が伺えます。まるで自分の舞台をこれから開演しようとしているかの様です。
魔術師は杖を持った右手を天に掲げ、左手は地面を指差しています。
この姿は、お釈迦様が生まれた時に７歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言った時のポーズと言われています。
コトバンク引用
天上天下唯我独尊（てんじょうてんげゆいがどくそん）または（てんじょうてんがゆいがどくそん）とは、自分とはこの世界でただ一人しかいない尊い存在である、ということ。 転じて、自分が一番だとうぬぼれること。
魔術師の服装
魔術師は白のローブに赤いマントを羽織っています。
赤は「情熱、欲望」を、白は「純真、潔白」を表します。
情熱を持って純真な気持ちで挑戦しようとしていることを表しています。
赤いバラと白い百合
魔術師の足元には赤いバラと白い百合が咲き乱れています。
赤いバラは「男性性、情熱」を、白い百合は「女性性、思いやり」を表します。
つまり、魔術師がどちらかに偏る事なく両方を持ちあわせている事を表しています。
魔術師の頭上の無限大マーク
魔術師の頭上にあるこの無限大のマークは「レムニスケート」と呼ばれています。
無限大の言葉通り、魔術師には無限の可能性がある事を示しています。
※レムニスケートは「８ 力」のタロットカードにも登場します。
机の上にある道具
机の上に置かれているのは四大元素と言われる「杖・剣・カップ・コイン」です。
タロットカードの小アルカナに相当します。
杖（ワンド） →火の性質
カップ →水の性質
剣（ソード） →風の性質
コイン（ペンタクル）→地の性質
杖はワンドで、火の性質と意味を持ちます。カップは水の性質と意味を持ちます。剣はソードで、風の性質と意味を持ちます。コインはペンタクルとも呼ばれ、地の性質と意味を持ちます。
魔術師がこれら４つを使って錬金術師さながら、なんでも生み出すことができる事や、その無限の可能性を表しています。
魔術師のベルト
魔術師の腰には「ウロボロス」と呼ばれる白蛇が巻かれています。
「死と再生」「不老不死」などの象徴とされていて、レムニスケート同様「無限」を表します。
wiki引用
ウロボロスは古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。
ヘビは、脱皮して大きく成長するさまや、長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから「死と再生」「不老不死」などの象徴とされる。
そのヘビがみずからの尾を食べることで、始まりも終わりも無い完全なものとしての象徴的意味が備わった。
錬金術では、相反するもの（陰陽など）の統一を象徴するものとして用いられた。
他にも、循環性（悪循環・永劫回帰）、永続性（永遠・円運動・死と再生・破壊と創造）、始原性（宇宙の根源）、無限性（不老不死）、完全性（全知全能）など、意味するものは広く、多くの文化・宗教において用いられてきた。
足元は隠れている
魔術師の足元は隠されて見えないようになっています。
これは彼の魔術にはタネがあることを表しています。
０の愚者から始まりまだ番号が若い事から、彼は可能性を秘めているものの完璧ではない、不安もあるということを表します。
自信満々の若者の虚勢みたいなところでしょうか。
「１ 魔術師 THE MAGICIAN」の基本的な意味と解説
魔術師の正位置は、今後起きてくる色んな出来事に対してやる気が満ちていて積極的に取り組んでいける様な状況を表すカードです。
新しい物事や環境への意欲的な態度や好奇心を持ちます。また、そのその優れた創造性や応用力で状況が明るくなっていくという、基本的にはポジティブな意味を表すカードです。
魔術師の逆位置は、新しい状況に対してやる気が出ずに消極的な態度や行動になってしまう事、知識不足による状況判断のミスなどを表します。
また、魔術師は個性を表すタロットカードでもありますが、逆位置はこれが不足しているかまたは過剰な状態なので、個性が強すぎて周囲から浮いてしまう事や受け入れてもらえない事なども表します。
魔術師のカード解説（正位置）
魔術師のタロットカードが正位置で出た時に表す意味はこちらです。
向上心、意思力、好奇心、創造力、応用力
才能、変化、開始、前進、好奇心
趣味、娯楽、新しい環境
・新しい出会いがある事、新しい関係が始まる
・やる気に満ちて、積極的に目の前の物事に取り組める状態
・新しい環境に飛び込み、現状を変えていく
魔術師のカード解説（逆位置）
魔術師のタロットカードが逆位置で出た時に表す意味はこちらです。
詐欺師、不信感、曖昧、いい加減、不安定
悪知恵、無気力、優柔不断、自信の欠如
消極的、知識不足、スキル不足
・今後の展開が見えて来ず、消極的な気持ちになる
・無気力状態になり、何も行動ができない
・自信過剰に大風呂敷を広げすぎて、詐欺状態になる
・状況を変えていくやる気も出ず、実行力もない
今回は「１ 魔術師 THE MAGICIAN」について解説しました。
今後も引き続きタロットカードについて
解説を続けていきたいと思いますので
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